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【Blog更新】長いバレエ経験に本当に必要なこと
2023.02.20
ブログ
我が子のバレエ留学中の様子
「バレエ留学したい!」
忘れた頃に時々、古いお付き合いのクライエント親子のお子様からセッションのお申し込みが来ることがあります。
いつも親御様からだったけれど、気づけばお子様ご本人から頂く様になる事もあり、時の流れを感じます。
ある親子は、最初の個別セッションは、人間関係のご相談からでした。
バレエ教室内での子供同士のコミュニケーションのことや、先生への想いの伝え方。
親御様からお子様へのアドバイスが限界になり、専門家へと、ご相談を希望されました。
気を遣う相手との関わり方は、現在の学校教育内で学ぶことは社会の風潮として、中々難しいかも知れません。
(以前は、目上の方や教育者へ対する気の配り方を親子で身につけることが社会的に必要とされていましたが、最近は誰が目上か分からない環境もかなり増えたと感じています。)
ここで、ちょっとだけ我が家の、そもそもの話をさせてください。
小さな頃から活発だったけれど、身体はバレエにあまり向かない娘。
環境は、付近にバレエ公演が行われるような会場も無い。ちょっと不便な地方で、留学を反対気味な先生のもとで、
「バレエ留学したい!」
と、突然言いだした娘を、私自身、どうサポートして、夢を追うことができるか考え、行動してきた経験があります。
周りの状況、家庭環境や人間関係。
頭を悩ます要因はたくさんあり、好き勝手にする事も簡単には出来ない環境で、どう波風をあまり立てずに夢に向かえるのか。本当に苦心しました。
けれど…
決して恵まれた環境じゃ無くても。
子供のやる気をどのように支え、どのように目標に向かって本人自身が歩いていくのか。
サポートすることは可能です。
親が自分達親子に必要なことを学び、我が子の特性を活かして、
【一般的な環境】で、【一般的な子の夢をサポートする方法】を理解し、行えば確率はかなり上がります。
ここで、気をつけなければいけないポイントは、案外、『親』だったりします。
間違ったサポート方法をして、子供達を傷つけて欲しくない。
そんな気持ちから始めた、この事業でした。
親子のメンタルコーチ®として活動し続け、気づけばもう8年になりました。
卒業公演を観に現地へ
バレエを通して、きらびやかな世界を目指す。
それは決して、頂点を目指すことが重要ではなく、夢に向かうことでついた力を見落とさず、人生に活かすことが重要ではないでしょうか。
キラキラして見える世界が故に、盲点も多い。
それが、途中で挫折感を抱いたり、苦しんだりする子供達をみてきた率直な気持ちでした。
そんな想いが、長いお付き合いのクライエント様に伝わってくれている気がして、連絡を貰うと嬉しくなります。
中には、
「バレエを辞めることにしました。」
そんなご連絡も頂きます。
けれど、その連絡をくださる親子は、しっかり地に足つけて決断できていらっしゃる。
今までの経験を、これからに活かせる。
そんな思考を身につけてくださっています。
この世界的に不安定な時代を、自らの可能性を切り開いていける人物にお子様が育って頂けます様、
これからもクライエント様、お一人お一人に合わせたセッションを心がけて参ります。
プロのバレリーナになっても、ならなくても。
経験は文字通り、宝です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
これからも、応援宜しくお願い申し上げます。
バレエを学ぶお子様、親御様のご相談を個別でお受けしています。
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